田中光顕
一刀三藩の縁〜田中光顕

描き上げて気が付きました・・・山田市之丞と顔がそっくりでした(汗)
今度2人を並べて、描き分けてみます(-_-;)
市ィと違って、媚びた感じはでたと思うのですが・・・高杉の前限定の媚。
この人のこともあんまり知らないのでイメージ先行、勉強せねば・・・。

薩摩の梶原氏→土佐の田中光顕→長州の高杉晋作と数奇な運命をたどった長刀。
現存する高杉晋作の写真、断髪に着流し、長刀を抱き寄せたあの写真の刀こそが、
田中光顕の譲った刀だそうです。

以下、田中光顕著「維新風雲回顧録」を参照>
田中光顕の長刀に目をとめた高杉晋作、同席していた石川清之助(中岡慎太郎の変名)に
「君から田中君に話して、譲ってくれないか」と、言い出した。
譲るように田中に石川が話すが、田中は「実は薩摩の梶原氏からやっとの思いで譲り受けたのです」と話して断ると、
訳を聞いてますます高杉が欲しがる。
「では私をお弟子にしてください」と田中が交換条件を出すと、一度は自分は人の師たる器ではないと断った高杉だったが、
ついに承知して田中はこの長刀を高杉に譲り、その門下に入った。

メモ>田中光顕。土佐藩出身。22歳のときに脱藩し、
高杉晋作・伊藤俊輔らとともに京都・大阪を転々としたのち、中岡慎太郎に陸援隊に入隊。